2008年も、もうすぐ歴史の一部となる。 9月に起こった金融危機は、まるでパンドラの箱が開いたかのように全世界に波及し、どうやら暗い世相のまま新年を迎えなければならない様だ。 映画界も、近年稀な豊作の年ではあったのだが、世間の空気と歩調をあわせるように、後半失速気味だった様に思う。 ハリポタが来年に延期になったとは言え、正月映画の小粒な事もそれを物語っている。 しかし、そんな中でも、アメリカに「変革」を旗印にした新しいリーダーが誕生した様に、小さな希望は見えている。 来年は、そんな人々の思いが大きく育つ、そんな年になって欲しい。 それでは、今年の「忘れられない映画」を公開順に。 「アメリカン・ギャングスター」は、リドリー・スコット久々の傑作。 現在に繋がる灰色の時代の幕開けを、スタイリッシュな映像と重厚なドラマでじっくりと見せきった。 デンゼル・ワシントン、ラッセル・クロウの二人のオスカー俳優による火花散る演技合戦も見物で、名手スティーブン・ザイリアンの作劇ロジックを駆使した脚本も巧みだった。 「ノーカントリー」は、コーエン兄弟が原点回帰したようなクライム・ムービーの怪作。 レーガ
映画を観にいきましょう!
Dec
31
Leave a Comment