◆悲哀さが十分に伝わってくる(75点) 後に日活ニューアクションの旗手として様々な傑作を世に送り出していく澤田幸弘の監督デビュー作。 川崎の郷田組のチンピラ四人衆である直人(藤竜也)、雅美(沖雅也)、次郎(岡崎二朗)、猛(藤健次)がバーで関東連合会の組員をイザコザの末に刺殺。これを機に郷田組は連合会の圧力に屈して傘下団体となってしまう。四人衆は椿会長(青木義朗)の言いなりになった郷田組の若頭・花井(郷鍈治)の非情な命令で、先代組長で隠居の身である政次郎(中村竹弥)を殺害したりと散々利用された挙句に猛、次郎、雅美、花井の妻・朋子(扇ひろ子)までもが連合会の手によって殺害される。一方で政次郎を慕っていた新(渡哲也)は、自身の組を連合会に潰されたことから復讐のチャンスを狙って花井、直人と合流し、猛の葬儀に乗り込み、連合会側にケリをつける。 当時の同趣向の作品と言えば、組長や幹部クラスが主人公のモノが多かった。本作では、若いチンピラたちにスポットを当てており、音楽も鏑木創によるジャズテイストのロックを巧妙に駆使して若者向け作品に仕上げている。これが当時では珍しくて新鮮な感じで
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Sep
30
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